講師紹介

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担当教員

金森 由博 

情報メディア創成学類 担当教員 (キャンパスOJT関連 計算機ネットワーク世話人)
金森 由博 准教授

kanamori@cs.tsukuba.ac.jp
http://kanamori.cs.tsukuba.ac.jp/index-ja.html

専門分野 / コンピュータグラフィクスのうち、描画処理 (レンダリング) 、画像処理やコンピュータビジョンとの融合領域を研究しています。最近は特に深層学習 (Deep Learning) を使った手法を開発しています。イラストやアニメの制作支援にも興味があります。

コメント / みなさんは 2 年生までの授業では教科書に沿った課題をやってきましたが、このキャンパス OJT で取り組むのは自由度が高く実践的な課題です。しかもそれを、企業の第一線で活躍されている講師陣から、贅沢な機材を用いて学べるという、他に例のない大変恵まれた教育プログラムです。そのことを噛みしめ、没頭し、逞しく成長してください。

三宮 秀次

情報科学類 担当教員 (庶務)
三宮 秀次 助教

san@cs.tsukuba.ac.jp
https://www.ddna.cs.tsukuba.ac.jp/san/index.html


専門分野 / データの到着によって演算実行が開始される「データ駆動方式」と呼ばれる処理様式を、大域的なクロック信号を排除した「セルフタイム型」と呼ばれる回路構成法に基づいて実現したプロセッサを核として、主にIoT (Internet of Things) 分野の課題を解決するための技術を研究・開発しています。最近は、クロック同期型回路を指向した商用FPGAデバイス上にセルフタイム型回路を実装可能とする設計手法の確立を目指した研究もしています。

コメント / 組み込み技術は、基盤的な技術であり、例えば、将来的に年間1兆個のセンサデバイスが利活用されるとも言われるIoTの実現に欠かせません。一方で、その習得には、アプリケーションからデバイス/回路にわたる層横断的な学習・実践が必要です。キャンパスOJTは、それらを現場のプロから学べる機会です。積極的に活用して、技術研鑽を積みましょう。

担当職員

小野 雅晃

システム情報工学情報系技術室 担当技術専門職員 (ハードウェアコース 技術顧問)
小野 雅晃 技術専門職員

ono@sie.tsukuba.ac.jp
http://marsee101.blog19.fc2.com/


専門分野 / FPGAに興味を持って、仕事、趣味共にFPGAのツールをいじっています。主にFPGAの話題を書いている「FPGAの部屋」というブログを10年以上書いています。その他の趣味としては、木工とレーザー加工機を使ったアクリル加工があります。

コメント / Linuxが十分動作できるARMプロセッサとFPGAが1チップに搭載されているFPGAが出てきました。ZynqやSoC FPGAです。これからはますますソフトウェアとハードウェア両方の知識が必要になっていくと思います。ソフトウェアで性能が満足しなければ、ハードウェア(FPGA)にオフロードするという機会が増えてくるでしょう。ツールも高位合成ツールが出てきて、CやC++、JAVA等の高級言語からハードウェアに変換できる機会も増えてきましたが、まだまだハードウェアの知識が必要です。ソフトウェアはすでに十分に学習されているでしょうから、FPGAを学んでハードウェアの知識を身に付ければ、鬼に金棒になるに違いありません。それにFPGAはMicrosoftの「Bing」のページランク処理に用いられてきていて、話題の技術となっていますので、この機会に学習されると良いと思います。

雨谷 恵

システム情報工学情報系技術室 担当技術専門職員 (openfab 創房管理・技術指導)
雨谷 恵 技術専門職員

amagai.megumi@cs.tsukuba.ac.jp


専門分野 / 最近はITを活用した安全管理手法を広く模索中。中間管理職業にリソースを奪われて現場から遠ざかり気味ですが、COINSサーバ室で鍛えられた経験を生かして、各所でwebサイトの構築や運営、ネットワーク管理にも関わっています。最近、動的サイトの守備防衛に疲れ気味なので、静的ジェネレーターの使い比べがマイブームです。(2021年5月現在)

コメント / 創房では主に機材メンテナンスと安全管理、各所調整を担当しています。創房の設備を使って中学生向けイベントも企画しています。趣味・特技のひとつは養蜂で、ITと組み合わせて何か面白いもの作れないか日々妄想しています。

長谷川 大祐

システム情報工学情報系技術室 担当技術専門職員 (openfab 創房管理・技術指導)
長谷川 大祐 技術専門職員

hasegawa.daisuke.gb@un.tsukuba.ac.jp


専門分野 / 板金を金槌で叩いて造形する工芸分野の鍛金・彫金から ものづくりの世界に入りました。作品制作のために必要だった旋盤やフライス盤などの汎用工作機械を経由して、CNC工作機械や放電加工を用いた切り嵌め象嵌の作品や実験部品・試験片を発表、製作しています。現在は3Dプリンターや動画配信での表現方法を模索中です。

コメント / 創房では卓上CNCフライス盤(KitMillQt100)がありますので、プリント基板の製作や簡単な金属切削が可能です。他にもUVプリンターやレーザー加工機がありますので、カットしたアクリル板に操作パネルやロゴを印刷したりなど、プロダクトデザインの試作にご活用いただけます。制作方法やデザインなどで気になることがあれば、お気軽にご連絡ください。

米田 章

システム情報工学情報系技術室 担当技術専門職員 (openfab 創房管理・技術指導)
米田 章 技術専門職員

yoneda.akira.gm@un.tsukuba.ac.jp


専門分野 / 3Dモデリング、3Dプリンティングを中心に、デジタル工作機械での試作・造形支援を専門としています。個人活動では、主に3Dプリンタとレーザーカッターでの工作キットの開発や、子供向けのワークショップを行っています。

コメント / 創房には、アイデアを具現化するための様々なデジタルファブリケーションツールが揃っています。デジタルものづくりを通じて、異分野間の交流や共創を経験する貴重なチャンスだと思いますので、この機会にぜひ積極的に活用してください。みなさんの好奇心やアイデアをすばやく具現化できるよう、機材オペレーション、データ作成の面から柔軟にサポートができればと思います。気軽に質問、相談ください。

財団関係

森屋 和喜

一般財団法人キャンパスOJT型産学連携教育推進財団代表理事
森屋 和喜(もりや かずよし)客員教授


コメント / 「組み込み技術」は聞き慣れない言葉かもしれませんが、世の中を動かしている電子機器の基本は「組み込み技術」です。本プログラムは、この「組み込み技術」をキーワードに、幅広い技術レイヤーを体験でき、流行り廃りに左右されない技術を習得できる機会です。また様々な方面からの協力を得て、素晴らしい教育環境を整備しました。このチャンスを生かして己の価値を高め、その能力を社会で発揮してください。

瓜生 潤

一般財団法人キャンパスOJT型産学連携教育推進財団理事
瓜生 潤 (うりう じゅん) ㈱エクステージ 取締役

コメント / ここ数年の間で、AIも活用可能なSoCマイコンボードが数多く出回りはじめ、Deep learningやネットワーク経由でコンテンツ供給しやすいプログラミング言語で開発されるケースも多くなり、組み込み技術は、ハード、ソフトともに日々拡大変化し続けています。そんな技術が、みなさんの暮らしの中にひっそりと根付いています。その一端を知り、学べる機会にしていただけると幸いです。

田中 二郎

一般財団法人キャンパスOJT型産学連携教育推進財団理事
田中 二郎 (たなか じろう) 早稲田大学 大学院情報生産システム研究科 教授


コメント / 本来実践的な学問であったはずのコンピュータサイエンスもその発展とともに実際の社会のニーズからの 乖離が目立つようになりました。 「組み込み技術キャンパスOJT」においてはグループワークや演習を積極的に取り入れ 実践的な教育を行うことを目指しています。教育に当たっては実際に企業で活躍しておられる企業講師を積極的に招聘しています。 本プログラムから「明確な目的意識を持ち自ら学び自ら考え主体的に判断して行動する人」が続々と生まれています。 我々は今後さらにこのプログラムを発展させていきたいと考えています。

 

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